低FODMAP食は、合わないものを一生避け続ける食事ではありません。いったん全部外して落ち着かせてから、1つずつ戻して自分の限界を見つけるための手順です。今その「戻す」段階に入っています。
医師から言われたのは、腸内でガスを発生させやすい食品のグループがいくつかあって、それを一度まとめて外す、という進め方でした。乳製品、豆類など、いくつかのグループに分かれています。
健康な人であれば、これらを食べて腸でガスが出ても何の問題もありません。ただ、原因のはっきりしない胃の不調がある場合は、腸のガスを抑えると少し楽になる可能性がある、という話でした。実際、1ヶ月ほど続けてみて、少し楽になった気はしています。
この「まとめて外す」期間がリセット期間(除去期)で、その間は食材のテストをしません。薬と食事のベースだけで、どこまで症状が落ち着くかを見る期間です。
除去期が終わって最初に試したのが納豆でした。1ヶ月ぶりに食べた納豆は、めちゃくちゃ美味しかったです。
2日続けて食べて症状が出なかったので、豆類は通過ということになりました。TikTokで「納豆おじさん」というアカウントをやっていて、1ヶ月ぶりに納豆を食べる動画もそこに上げています。
乳製品のテストはまだ済んでいません。これから順番に試していきます。
8月20日に胃カメラと大腸カメラを受けて、ポリープを2ヶ所切除しました。すると今度は「3日間は消化のいいものを食べてください」という指示が出て、繊維のあるものが全部外れました。
低FODMAPで戻したばかりの納豆も、めかぶも、きくらげも、キウイも、じゃがいもも対象外です。残ったのは白米・卵・ささみ・白身魚・豆腐くらいで、味つけは塩と醤油だけ。低FODMAPよりさらに狭い食事が3日間続きました。
低FODMAPの手順とは別の理由で外れているので、これはテストにはなりません。3日目が終わってようやく、繊維を戻せるところに戻ってきました。
この3日間で分かったことが1つあります。脂質が極端に少なくなると、食欲が暴走しそうになるということです。
検査の前日から白米・卵・ささみばかり食べていたら、さすがに嫌になってきて、普段はそれほど食べたいと思わないラーメンやカツが無性に食べたくなりました。制限した反動がそのまま食欲に出るのは、体感としてはっきり分かります。
一方で、食欲が出てきたこと自体は悪い話ではないとも思っています。胃の不調が強い時期は食欲そのものがなく、義務感で食べていました。「食べたい」と思えるようになったのは、それだけ回復してきたということでもあります。
戻す順番は決まっていて、1回のテストにつき1種類、数日あけて次に進みます。乳製品、小麦、玉ねぎやにんにく、高FODMAPの果物や野菜、と続きます。硬め脂質(揚げ物・ナッツ・高カカオチョコレートなど)も別のテスト対象です。
全部を避け続けるのではなく、自分がどこまでなら大丈夫かを決められる側に回るのが目的です。
なお、ここに書いたのは一人の記録です。低FODMAP食の進め方や再導入の順番は、症状や体質によって変わります。自己判断で始めず、医師や管理栄養士の指導のもとで進めてください。