2026年8月20日に、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けました。逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニア・機能性ディスペプシアの診断を受けていて、7月から低FODMAP食を続けている途中での検査です。結果と、その後どうなったかを残しておきます。
前処置(腸をきれいにする作業)については、別のページに分単位で書いています。
鎮静剤を使いました。胃カメラのときと大腸カメラのときで少しずつ内容が違い、両方に鎮痛剤と腸の動きを止める薬が入り、それに眠くなる薬が加わる形でした。
気づいたら終わっていた、という感覚です。以前に一度だけ大腸カメラを受けたことがあり、そのときは結構苦しかった記憶があるのですが、今回はまったく違いました。帰り道に少しふらつきましたが、それも説明書に書かれている範囲でした。鎮静剤を使った日は、翌朝まで運転できません。
一番大きかったのは、食道裂孔ヘルニアが見つからなかったことです。バレット上皮もなく、逆流性食道炎もありませんでした。
私は1年以上、食道裂孔ヘルニアがある前提で自分の症状を考えてきたので、これは意外でした。ただし医師の説明では、「逆流の炎症は、いま飲んでいる薬で抑えられているのかもしれない」とのことでした。炎症がない状態は、もともと問題がないのか、薬で抑えているのかを、見ただけでは区別できません。そのため薬は下げるのではなく、増やす方向になりました。
胃のほうでは、次のものが見つかりました。
診断名は、びらん性胃炎と胃ポリープです。
びらんというのは、胃の粘膜の表面が浅く削れている状態です。粘膜の下の層まで達する潰瘍とは違って浅いので、治りやすく跡も残りにくいと説明を受けました。擦りむいた傷と、深く切った傷の違いに近いのだと思います。
なお、ピロリ菌は今回も陰性でした。萎縮性胃炎もありません。
次回の胃カメラは2年後です。
ポリープが2つ見つかり、その場で切除しました。
そのほかに、小腸から大腸につながる部分(終末回腸)に発赤があり、ごく軽度の炎症が認められたため、ここでも生検をしました。肛門にもポリープがありましたが、こちらは腫瘍性のものではなく、現状で問題ないとのことでした。
診断名は、大腸ポリープ・回腸炎(軽度)・肛門ポリープです。
切除したポリープ2つと回腸の組織、合わせて3か所を病理検査に出しています。結果は3週間後の受診で聞くことになりました。
報告書には挿入経路が「N・N」と書かれていました。これはループを作らずにまっすぐ入ったという意味だそうです。症状がずっと左側に出ているので、腸が長くてたわみやすい形なのではないかと気にしていたのですが、そういうことではありませんでした。
次回の大腸カメラは3年後です。
検査の1週間前に採血もしていました。軽度の貧血がありました。
赤血球の大きさを示す値は正常だったので、鉄が足りないタイプの貧血ではないようです。白血球・血小板は正常で、肝炎などの検査もすべて陰性でした。これについては3週間後の受診で聞くつもりです。
30日分、7種類になりました。
胃酸を抑える薬が増量になった理由は、前に書いたとおりです。炎症がないのが薬のおかげなのか判断できないこと、それにびらん性胃炎の治療と、生検をした場所の治りを早めることもあるのだと思います。
ポリープを切除したので、3日間は次のことを守るように言われました。
便に少量の血が混じることがありますが、少しであれば自然に止まるとのことでした。ただしコップ1杯以上の出血や、強い腹痛があれば連絡するようにと言われています。
3週間後に、病理の結果を聞きに行きます。そのときに聞こうと思っていることを書いておきます。
食道裂孔ヘルニアが見つからなかったことで、これまでの見立てが少し動きました。
私の症状は、左の肋骨の下とその真裏の背中に、痛みというより「突っ張る・引っ張られる」感じが出るというものです。姿勢で明確に変わり、椅子に後ろへもたれかかると出やすくなります。ただし毎日ではなく、調子のいい日は同じ姿勢でも何ともありません。
これまでは、横隔膜と胃のつながりが緩んでいるせいではないかと考えていました。今回それが否定的になった一方で、大腸のほうに新しい所見(回腸の軽度の炎症、ポリープ2つ)が出ています。
前処置の当日にも、ひとつ気づいたことがありました。洗浄液でお腹がぱんぱんに膨れていた状態でも、症状がまったく出なかったのです。ウエストを測ったら81.5センチで、普段より太いくらいでした。それでも、いつもなら症状が出る姿勢をとっても何も起きませんでした。
量ではなく、腸にガスが溜まっているかどうかが効いているのかもしれない、といまは考えています。ただし、これは私が自分の体で感じたことにすぎません。次の受診で聞いてみるつもりです。
ここに書いたのは、一人の患者の記録です。同じ検査でも医院ごとに方法や指示が違いますし、所見の意味も人によって変わります。診断や治療については、必ず主治医にご相談ください。